学校案内
概 要
学校教育目標
「みらいを拓く江ノ口の子」~かかわりを通して学びつくりだす児童の育成~
めざす子ども像
○考える子
○たくましい子
○助け合う子
全児童数
177名(令和6年5月1日現在)
学級数
11学級
教職員数
22名
校長メッセージ
本校は、創立151年目を迎える歴史と伝統を誇る学校です。その長い歴史の中で多くの有名、著名な人材を輩出してきております。中でも「天災は忘れられたる頃来る」との言葉はあまりにも有名ですが、物理学者でもあり、随筆家でもあった寺田寅彦博士の出身校でもあります。
学校教育目標を「みらいを拓く江ノ口の子 ~かかわりを通して学びを創り出す児童の育成~」とし、学力向上はもとより、知・徳・体のバランスのとれた児童の育成を目指しております。特に長年にわたり、NIEの研究に取り組んできた経過があり、低学年から新聞に親しみ、伝え合う力を高めあうとともに、思考力や想像力及び言語感覚を養う取組を継続してきております。
今年度は、これまで継続してきた国語科における研究主題を『表現する力「書く力」を育む授業の改善 ~指導と評価の一体化によって~』とし、本校の研究推進の三つの視点として、①「わかる」と「できる」を往還する授業をめざす、②スモールステップで形成的な評価をし、その評価を授業改善に生かす、③書く力は、さまざまな場で書くことの日常化を図るを掲げ、取組を進めています。
また、コロナ禍により途絶えていた江ノ口まつりを、令和6年7月27日(土)に復活開催する予定です。児童、保護者や地域の皆様方とともに、新たな江ノ口小学校の歴史を重ねていきたいと考えます。
そして、近隣の保育園・幼稚園との保幼小連携教育を推進します。小学校へのスムーズな入学や小1プロブレムの解消を目的として、長休みを利用した遊び交流の日常的な活動をはじめ、図書委員、上級生による読み聞かせ活動や1年生が保育園・幼稚園を訪ねての交流活動に取り組んでいきます。安全管理、危機管理においては、地震津波災害時には南舎屋上が避難場所となっています。江ノ口小学校区防災連合会と協働した、児童や保護者との避難訓練や防災学習も進めていきたいと考えます。
学校がより安心・安全な場所として、またどの児童にも温かな居場所になる学級や学校となるよう、教職員一同、一生懸命に努力してまいります。
沿 革
創立 明治6年学制発足と同時に設立。
比島山麓にあった静林寺の建物を中水道に移転,校舎となす。
志殻舎と称した後,江ノ口小学校と改称。
明治16年 寺田寅彦入学
大正10年 江ノ口方面の発展による児童数激増のため、新本町の現在地に移転
昭和31年 江陽小学校の新設のため校区変更
昭和46年 一ッ橋小学校の新設のため校区変更
令和4年 体育館バスケットボール改修工事・照明LED化
令和4年 南側正門コンクリート塀修繕
令和4年 北舎児童用トイレ改修工事
寺田 寅彦
高知県出身の物理学者。また、随筆家・俳人でもある。
文豪:夏目漱石とも親交があり、漱石作品の登場人物モデルになることもあった。
後に「寺田物理学」とも評される、先駆的な研究 (「金平糖の角の研究」「ひび割れの研究」など)を
行っていた。
また、寺田寅彦の「天災は忘れられたる頃来る」という言葉は、あまりに有名である。