協力隊員募集中!!!
学校長 メッセージ
本校は、今年で創立150年目を迎える歴史と伝統を誇る学校です。その長い歴史の中で多くの有名、著名な人材を輩出してきております。中でも、「天災は忘れられたる頃来る」との言葉はあまりにも有名ですが、物理学者でもあり、随筆家でもあった寺田寅彦博士の出身校でもあります。
学校教育目標を『みらいを拓く江ノ口の子 ~かかわりを通して学びを創り出す児童の育成~』とし、学力向上はもとより、知・德・体のバランスのとれた児童の育成を目指しています。特に長年にわたり、NIEの研究に取り組んできた経過があり、低学年から新聞に親しみ、伝え合う力を高め合うとともに、思考力や想像力及び言語感覚を養う取組を継続してきております。
今年度は、国語科における研究主題を『表現する力「読む力」を育む授業の改善 ~指導と評価の一体化によって~』とし、本校の研究推進の3つの視点として、①「わかる」と「できる」を往還する授業を目指す、②スモールステップで形成的な評価をし、その評価を授業改善に生かす、③書く力は、さまざまな場で書くことの日常化を図ることを掲げ、取組を進めています。児童、保護者や地域の皆様方とともに、新たな江ノ口小学校の歴史を重ねていきたいと考えます。
そして、近隣の保育園・幼稚園との保幼小連携教育を推進します。小学校へのスムーズな入学や小1プロブレムの解消を目的として、長休みを利用した遊び交流等の日常的な活動をはじめ、図書委員や上級生による読み聞かせ活動や1年生が保育園・幼稚園を訪ねて交流する等に取り組んでいきます。安全管理、危機管理においては、地震津波災害時には、北・中・南舎の耐震工事により、南舎屋上への避難が可能となり、迅速かつ安全な避難ができるようになりました。また、江ノ口小学校区防災連合会と協働した児童や保護者との避難訓練や防災学習も進めていきたいと考えます。
学校がより安心・安全な場所として、またどの児童にも温かな居場所になる学級や学校となるよう、教職員一同、一生懸命に努力してまいります。
校長 博田 康明